30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

退職

先日の面談で11月で退職することに決まった。今後は社内ジョブコーチの担当者と就労移行支援事業所を探す方向性になった。
現職では仕事についていくために、自身で手順書の作成やマインドマップを中心に工夫策を立てて作業を行っていた。そのため、入社2年目までは会社から努力の評価を受けていたため、昇給にもつながった。

しかし、3年目から在宅勤務へと会社の方針が変わり、任されていた業務も他のオフィスに移管されたり、なくなったりしたため、自分の業務が少なくなってきた。定型業務には対処できるようになったものの、その上の責任のある仕事がなかなか任されることがなかったため、今回は退職しなければいけないことになった。

今まで評価につながっていた工夫策が会社の方向性が変わっただけですぐにだめになってしまうことがあることは入社前に想定がつかなかった。面談の中で気づいたことは、定型業務に対処できるだけではなく、あいまいなものに対して対処できる能力が求められることが分かった。会社の事業自体があいまいな社会的な問題を形にして解決策を立てていく会社なので、マニュアル化されていないところに対処できる人材が欲しいことが分かった。オフィスで任されている業務は最低限出来てほしいことであって、本来はもっとスペックの高い業務に対処できるかを5年間という期間で上司は判断していると思った。

正社員になれる条件が半年前に決まったので、自分の場合はその時から退職にすることは決まっていたと思う。会社も生き物であるため、いつまでも同じ考え方では動かないことが今回の件で分かった。