30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

外部の支援機関の所感

自分は今までジョブコーチ、支援センター、就労移行支援事業所、サテライトオフィスのスタッフと様々な外部の支援機関と業務について相談してきた。しかし、外部の支援機関のデメリットを今回は共有する予定である。インターネットの情報はほとんどマイナスな面は記載されていないので、参考になれたいいと思う。

①業務に直接関与してくれるわけではない。

 直接、会社の業務に介入してくれるわけではないので、業務においての的確なアドバイスを必ずしももらえるわけではない。また、スタッフ一人一人知識によって差があるので、専門的なPCのシステムなどは一から説明しなければいけないということが起こる。

発達障害を熟知しているわけではない。

 これは外部の支援機関の種類にもよる。ジョブコーチや支援センターの方は発達障害の特性を理解しているが、就労移行支援事業所のスタッフは就労移行の方針によっても違う。また、発達障害に限らず、必ずしも精神障害の専門的な知識を持っている方達ではない。中には知識がある人がいたが、スタッフによって差がある。

③「外部の支援機関の評価=会社の評価」ではない。

 外部の支援機関に面談で高評価を受けても、会社の評価につながるわけではない。

 また会社の方針を把握しているわけではないので、外部の支援機関のアドバイスと逆のことも起こることが多い。社員一人一人を評価できる対象ではないので、会社の上司と外部の支援機関で意見が一致しないことが多い。

④PCなどの専門的なスキルを持っている人があまりいない。

 PCに限らず知識に関しては、自分の方が説明することが多かった。

 お世辞だと思うが、外部の支援機関のスタッフさんから「自分の方が勉強になりました。」と言われたことが多い。

 

以上であるが、実際20代で自分が障害者雇用で働いて気付いたことは、会社で成果を出している人は、外部の支援機関に頼らなくても自力で何とかなった人達である。実際、外部の支援機関(特に就労移行支援事業所)は自分で課題や工夫策を見つけても、ただ「いいね。いいね。」と肯定してくるだけで、自分の行っていることが本当に生産的かどうかまでは吟味しないことが分かった。また、外部の支援機関のスタッフも障害者雇用について深く理解しているわけではないので、自分と一緒に学んでいくケースが多い。自分としては、外部の支援機関から学びたいのであるが。

 

結局は自分でなんとかしなければいけないということだと、本当にどの支援機関を信じればいいのか分からなくなる。結局、外部の支援機関は頼らない方が逆にいいのではないかと正直思っている。逆に、外部の支援機関に頼ったほうが、自分の人生の方向性がズレてくる気がする。