30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

入社してから4年目の業務内容と上司や支援者との関係・病院受診内容

4年目は上司と相談してオフィス勤務にしてもらうようにした。多少、おこがましいと思ったが、一定の成果を出すために変更してもらった。

オフィスで出来る業務も増えた。上司から給与課が使用する封筒作業を業務が少ないときは作成することになった。この業務は期限がなかったので、手すきの時に作業を行っていたが、だらだらとやっていいという分けではないことを知った。自分の場合、言葉を額面通り受け取ってしまうことが多いので、相手の意図を読み取ることが難しい。期限がないものに関しては、期限がないからといって、ゆっくりと作業すればいいというわけではないことを知った。また、期限があるものに関しては、締め切りに余裕がある場合でも早く作業を終わらせた方が、仕事に対する誠意が相手から感じられるのと、緊急の業務が合った場合でも対応できると言うことに後々気付いた。

この業務は他のオフィスで出勤することになった方にも手伝ってもらうように頼んだが、その人は倍のペースで成果物を作成していた。しかし、気付いた時にはもう遅く、仕事に慣れてきたときには他のオフィスに封筒作業は移管することになった。

また、自分は仕事をえり好みしたりする癖があったり、不明点があった際、事前に調べられるところを調べないで先輩社員に疑問点を質問したりしていた。これらの悪い癖を改善する為に外部の支援期間と毎日30分振り返りの面談を行っていた。悪い癖は改善できてきたと支援機関からフィードバックをもらったが、退職する前の2ヶ月前の面談で今更行う訓練ではないということを言われた。

確かにそうである。前の記事でも書いたが、自分のやっている今までの訓練は、人として当たり前のことが出来る訓練であって、今更入社4年目で行う訓練ではないと思う。会社は学校ではないので、常識的な考え方を訓練する場ではないということが分かった。

こうして、11月に契約満了で退職することになった。就労4年間を通して、人として当たり前なことが少しできるようになったが、肝心なキャリアを全然積んでいなかった。今後転職する際、何を強みにすればいいのか不安である。