TOEICと言う試験をご存知であろうか。
TOEICテストとは「英語によるビジネスコミュニケーション能力を幅広く評価する共通のテスト」である。英検は学問や実用的な英語能力が問われるのに対し、TOEICはビジネスでの状況判断が英語で理解出来るかを問われるテストである。
自分は正直、学生時代はTOEICテストに意義を感じていなかった。英語が中高の時から得意だった為、英検の勉強はしてきたが、TOEICのテストはあまり真剣に勉強してこなかった。語学好きな自分からしたらTOEICよりも英検といいたいところだった。大学時代も卒業目標点数としてTOEICの試験があったが、最低基準をクリアしたくらいで自己満足をしていた。つまり、TOEIC試験自体を軽視していたのである。
しかし、最近はTOEICのテストが自分にとって意味のあるものではないかと感じてきた。確かに、実用的な英語力が必ずしも身に付くわけではないと思うが、ある情報から次の行動を憶測したり、推測したりする能力は社会人において大事だと思った。
また、どのくらい時間内に情報を処理できるかのタイムマネジメント能力も社会人として問われることである。自分の場合、目に入ってくる情報処理が人一倍遅いので、プライベートでの訓練に少しはなると思った。
英検は準一級まで合格してきたので、英検一級を目指すよりもTOEICの試験に一旦シフトしたほうがいいと思った。英検一級は合格の準備までかなりの綿密な準備が必要だと思うので、TOEICの方が比較的自分にとっては有効だと思った。
以前は英検塾に通所しようと思ったが、英検一級対策のところは家から遠いところだったので、通所するのにも労力がかかると思い断念した。しかし、TOEICはいざとなれば塾もあるので、少し柔軟に考えれば無限の選択肢が開けると感じた。