30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

Pixar映画

Pixar映画は発達障害の学びにとっていいと思った。

自分は特にディズニー映画に興味を持っていなかったが、Pixarは自分のためになると思って見ている。

Pixar映画の面白いところは、自分視点と他者視点では考え方が違うというところで物語を進めるところである。魚やおもちゃからしたら、必ずしも人間はいい存在というわけではないということが分かる。相手の立場になって考えることが苦手な自分からしたら、想像力を働かせるきっかけにつながると思った。

この前は「インサイドヘッド」という人間の脳の中の感情達をメインとした映画を見た。人間である主人公は11歳まで住んでいたミネソタ州から引っ越して全く違う環境のカルフォルニア州に住むことになった。主人公は過去に戻りたいと思ってミネソタ州に戻ろうとするが、過去に執着することで逆に不幸になっていく話である。

この映画のコンセプトは「あらゆる感情は生きていく上ですべて必要である」というものであるが、自分がこの映画で学んだことは、「過去を美化すること」で逆に不幸になるということである。主人公は過去に戻りたいと昔の友達とSkypeしたりするが、昔と今とは相手も環境も状況が変わっているので、ネガティブな感情になってしまう。結果的に、今いる環境で幸せになる努力をすることが、自分を成長させることにつながることが分かり、新しい友達も出来て、脳のシプナスも強化されて新しい道を歩んでいくことが分かった。

自分も過去に執着してしまう傾向がある。学生時代の楽しかったこと、仕事やプライベートで上手くいったやり方など、過去の栄光に執着してしまうが、環境も自分もどんどん変わっていくので、今の自分に合ったベストな生き方を追求することだ大切なのが分かった。過去には戻れないというのも当然であるが、過去のいいことも捉え方次第で幸にも不幸にもなったりする。大切なのは今なのが当然であるが、過去を凌駕するくらいの経験で幸せになることが必要なのが分かった。