30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

発達障害≠発達障害に特化した環境がいい

言うまでもないが、発達障害として生まれたから発達障害に特化した環境が最適なわけではないことが分かった。

今まで2ヶ所ほど就労移行支援事業所の見学に行ったが、発達障害に特化した事業所は型に当てはめてた支援の仕方をしている傾向がある。「発達障害だからこの支援が必要」という風に、自分にとって不必要な訓練も受けさせられることがある。そのため、必ずしも自分の障害特性に合った支援が受けられるわけではないことが分かった。逆に、発達障害に特化した事業所でなくても、今の自分に合った支援をしてくれる事業所も存在することに気付いた。カレー専門店で食べるカレーよりも、居酒屋などで裏メニューで出しているカレーの方が美味しいことがあるように、発達障害を中心にしていないところの方が最適な環境だったりすることもあるのかもしれない。そのため、行動していかないと見えてこないこともある。

上記のことは事業所に限ったことではない。発達障害に特化した会社に就職をしたとしても、必ずしも自分にとっての理想の働き方ができるか保証はできないということである。自分の適性ではないところに就職すれば、毎日が地獄になるだろう。逆に、発達障害の方をあまり受け入れていない会社であっても、自分に合った働き方ができる可能性がある。世の中は単純ではないことが分かった。

今回、発達障害に特化した場所に行けば上手く行くと思っていたが、必ずしもそうではないことが分かった。以前よりも、難航しているところがある。もう少し慎重に見学をしていこうと思った。