30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

一人旅をしての気付き

以前、宇都宮に初めて一人旅をしたことを記載した。

一人旅をして気付いたのは、自分の「社会性の無さ」や「想像力の欠如」である。自分は今まで一人暮らしをしたことがなかったので、いざとなったら一人暮らしできると思っていた。しかし、その考え方は甘かった。

ホテルに泊まった次の朝、水浸しになったユニットバスを見て、「一人暮らししたらこれを掃除しなければいけないのか。でも掃除の仕方が分からないしどうしよう。」という不安が出てきた。また、水道代や光熱費も考えなければいけないということを知り、自分は将来、無意識の内に借金をしてしまうのではないかという不安が出てきた。

また、何も知らない土地で一から知り合いを作っていくのは大変だということを知った。人間関係を築き上げなければ孤独死してしまうかもしれないということを想像できるようになった。一人旅をしなければこういう気付きは出なかったと思う。

今まで知らなかった土地に身を置くとありのままの自分が見えてくる。苦しいかもしれないが、脳にとっては生産的な成長なのかもしれない。皆さんも近場から一人旅をすることをお勧めする。目的は明確でなくても構わない。実際に行動をしていれば、見つかってくるかもしれないからである。