30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

就労移行支援事業所見学して気付いたこと・選ぶべき他のポイント

4ヶ所事業所を見学して分かったことは、最初に選択した条件よりももっと重要な選び方があることに気付いた。それが以下の通りである。

発達障害だけに目を向ければ自分が見えてくるわけではない。

 LGBTや身体障害なども同じであるが、障害は個性の一部なので、障害にフォーカスすればすべてその人が分かるわけではない。○○人や○○系などカテゴリー分けしているのと同じである。人間の脳は勝手にカテゴリー分けを無意識にする傾向があるが、障害だけで分類化するのは少し違うと思った。

 

②株式とNPO法人か。

 以前にも書いた通り、株式とNPO法人で運営の仕方が違う。

株式で運営する場合は税金などの関係上、会社は売上をある程度上げなければいけない。そのため、どうしてもサービス業のように利用者に接する場合がほとんどである。利用者に対して厳しくできるのにも限度があるのは否めない。逆にNPO法人の場合は税金などの問題がないので、企業側は数字稼ぎや事業拡大をするプレッシャーは株式よりかはないと思う。自分の場合はNPO法人の方が肌に合っている。

 

③支援員から具体的なフィードバックをもらったところはどこか。

 ほとんどの事業所の場合、スタッフはプログラムを受けている自分の事しか見ていない。観察していたとしても、自分の仕事を他にやりながら見ているだけなので、深くは一人一人の事を見ていない。しかし、細かく訓練に対しての指摘を一日ごとしてくれるところがあったので、自分はそれがいいと思っている。

 

④頼れる支援員がいるところはどこか。

 経験の浅い若手スタッフの場合、悩みをぶつけても相手側が右往左往する場合がある。また、根拠のないポジティブな言葉を投げかけられるだけで身にならないことが多い。逆にこのケースは自分が相手に色々と説明することになってしまう。立場が逆転してしまうと元も子もないので、若手社員がいるところは避けた方がいいのかもしれない。

 

⑤スタッフの職歴が福祉サービス以外経験しているか。

 ④と似ているが、スタッフが就労移行支援事業所以外の経験しかない場合、障害者雇用のあり方を知っているわけではない。スタッフのアドバイスはほとんどの場合、役に立たないことが多い。

 

以上のことを踏まえて、今後通う就労移行支援事業所を決定した。今後は受給者証の発行に区役所に行く予定である。