30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

温故知新

週刊誌などを読んでみると江戸時代のことがよく書かれたりしている。特に印象に残ったのは白米のとぎ汁を洗顔や靴磨きに再利用していたことである。昔は白米は高級食品で江戸などの人達しか食べていなく、お米も現代より荒く削られていたから再利用できたと言われている。昔の人達は現代人よりも考えて動いていたのである。

それに比べて現代はどうだろう。便利なものが増えていくに連れて物事の本質を考えたり、知恵を活かそうとしなくなっているのではないか。例えば、体や歯を磨くときに石鹸などの洗剤を使用するが、洗ったつもりになってしまい、手を抜いてしまう結果に陥りやすい。世の中は便利になる分、失われるものも多いのかもしれない。

江戸時代の暮らしについて学んでいると、当たり前の基準がもちろん現代とは違う。色々と不便だったからこそ、生活に知恵を付ける努力をして視野を広げていったのだと思う。現代は便利になっていくにつれて、視野が狭くなってきているような気がする。

今まで歴史を学ぶことに意義を感じていなかったが、温故知新の意味は上記のような教養を身に付けることだと認識した。特に自然に経緯を払って生きていたのが、先人たちだと知った。先人から学ぶことは多いので、今後も学んでいくようにする。