30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

ホームレス中学生

昨日から「ホームレス中学生」という本を読んでいる。この本は麒麟というお笑いコンビの田村裕が出版した学生時代の自伝である。当時、中学生だった著者が学生時代、父親がリストラになって家族がバラバラになってしまう。しばらくは頼れる身よりもなく、しばらく一人で公園生活を始めるお話である。住める場所が見つかってもお金のやりくりが大変で、どうやって節約生活をしたかが如実に描かれている。また、お金がなかったからこそ当たり前の生活に見つけたありがたみを書いている。自分自身も色々学べることが多い。

自分が高校時代に出版された本である。同級生などは読んでいる人がいたが、自分はその時はあまり興味がなかった。しかし、社会人になってお金を稼ぐことの大変さを知った際、自分も同じような境遇になる可能性があると思い購入した。この本を読んで気付いたことは、自分は今まで本当に贅沢な生活をしていたと思う。

学生時代は確かにわずかなお金で買い食いをして節約をしていたが、社会人になるとその時の貧乏生活の反動のせいか、お金を貯めることよりも浪費するようになってしまった。お昼ごはんも500円で済ませていたものも、1000円ランチに移行するようになって、どんどんお金のありがたみを忘れていったと思っている。

私立校で大学行ったり、海外旅行に行けることが当たり前だったと思っていた自分が、どれだけ未熟だったかを思い知った。お金の大切さを知る教訓になった本である。今後はお金を稼ぐよりも節約中心で考えていくようにする。