スポーツで八百長問題がよくニュースに流れている。八百長とはあらかじめ両チームが勝ち負けを決めて、形だけの試合を観客に促すことをいう。ここで八百長問題がなぜなならないかを自分で考えてみることにした。
自分の今までの経験上、八百長は世の中の本質だと感じている。スポーツでなくても、仕事上で企業の採用を決める際、入社させる人をあらかじめ選定して、形だけ合否を相手に伝えることがある。また、塾でスタッフに志望校を伝える際、学力的に無理だとスタッフ側が分かっていても、直接本人に言うと憤慨するので、ある期間までは本人に本音を言わないようにする。その方が、塾側も利益につながるからである。
また、自分の場合も上記の事を経験したことがある。最初に入った会社では入社3ヵ月目で採用ミスが発覚していたが、正社員ですぐにクビにすることはできないので、形だけ会社に在籍させられていたことがある、また、前職ではクビにすることは一年前くらいから決定していたが、契約満了まで本音を自分に本音を言わない形で企業側が話を進めていたことがある。世の中の勝ち負けは、行う前から決まっているものなのかもしれない。
今後、外部の支援機関に相談することがあるが、上記のことは本音で言わないことが多いので、世の中に騙されないためにも、世の中は八百長だということを念頭に生きた方がいいのかもしれない。