30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

自分で考えた業務改善策

自分が今まで立ててきた工夫策は下記の通りである。

マインドマップ

現職で入社2年目まではエクセルで業務手順を自分で作成していたが、3年目からは下記のマインドマップに移行した。自分の場合、抽象的な物事のつながりを見つけることが苦手だったので、下記のマインドマップアプリを使用して業務手順や抽象的な考え方のつながりをまとめた。その結果、エクセルの手順書の時よりも頭の中を整理したり、情報の変更があった時もどこを確認すればいいか効率よくまとめることができた。また、同じミスも減らすことができた。個人的には下記のXmindのアプリはおすすめである。(無料でダウンロード出来るのでご興味があったらダウンロードしてみてください。)

 

jp.xmind.net

 

②メール、Teamsの内容をエクセルに転記。

 目に入ってくる情報処理が遅いため、メールやTeamsの内容をエクセルに移してから 自分に関係してくる重要な情報を取捨選択して事務処理を行った。この工夫策のおかげで情報の見落としの対策が立てられた。

③質問する前に事前に調べたところを確認した上で質問するコミュニケーション整理表

 自分の場合、自分でネットや共有マニュアルなど自分で調べられるところを調べないで質問することが多かった。調べられるところを調べてから質問することは常識的なことだという考え方が出来ていなかった。そのため、事前に調べられるところを調べたかを支援員と一緒にエクセルの整理表でまとめてから質問をした。その結果、質問をすることが減った。

 

 しかし、これらの工夫策を立てても作業スピードが変わらなかったため、解雇されることになった。また、責任のある仕事を任せてもらえない原因にもなった。当たり前の話であるが、いくら障害者枠といえども、どれだけ工夫策を立ててきたかではなく、どれだけ結果を出したかに注目することが分かった。また、退職する前に上記の工夫策を立てて仕事をしても同じ事務職で就職したら同じ目に合うと言われた。軽作業に転職しようか考えている。しかし、その考え方が甘いのだろうか。

 会社はそもそも利益を追求する場であり、障害特性を改善していく場ではないことを知った。また、自己成長を目的とするのも二の次だということを認識した。今まで、自分は人として当たり前のことができるための努力をしてきたが、会社が求める努力は会社に利益を出すための努力だと知った。4年間就労してもキャリアを積んでいなかったのは、根本的な考え方も間違っていたことが原因だろう。