30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

浪人時代に塾の職員から言われたこと

自分は学生時代、難関大学を目指すために浪人していた時期があった。しかし、自分の努力不足で志望校に行くことは出来なかった。その際、最後の面談の時に職員からこう言われた。「君って友達っている?愚痴れたり、仲良くしたり出来る友達っている?」と質問された。上記のことを質問された理由は、自分自身で想像が出来る。塾の先生や職員に質問をする時に相手の都合を考えずに質問をする。自分の状況が危機的状態なのに能天気でいられたりするからである。利己的な行動を繰り返していたからである。また、塾に入所した時から自分の性格が暗いことも職員は懸念していた。

塾の職員からしたら過干渉に値すると思うが、自分のことを深く見ていたと振り返ってみれば思う。正直、就労移行支援事業所の職員よりも寄り添って見ていると思った。親との三者面談では、自分は一匹狼のように周りと関わらず、勉強を進めていると建前で言っていたが、自分に対しては本音で接していた。

また、上記の質問をした理由は、その職員の方は自分を第二志望である地方の共同生活のある大学に進めたかったからである。しかし、学力的にも難しかったのはあるが、それ以前に社会性に問題があると危惧していたと思う。人付き合いが上手くいかなければ、寮生活のある大学は地獄だからである。今思えば、自分も寮生活のある大学に行かなくてよかったと感じている。

十代、二十代のころはさりげなく相手から言われたことに対して気にしてはいなかったが、今になって気付くことも多い。自分もその職員のことは一生忘れないだろうし、相手も忘れないと思っている。