30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

小説の楽しみ方①

自分は小説をたまに読む。小説は文字から想像をする訓練になるため、発達障害の人にはいい訓練になると思う。

例えば、下記の文章が出てきたとする。

 

・高校生の僕はおじいちゃんとボルドーのワインを飲んだ。

 

中学生の自分だったら未成年なのに祖父とお酒を飲んだのかという解釈しか得られなかっただろう。しかし、ここにボルドーのワインという知識が入ったらどうだろうか。ワインの瓶の形も見えてくるのと、どういう味なのかというのも深く想像出来る。ボルドーのワインをあえて作者が文字化した理由が見えてくるのである。

このように、言葉ひとつだけで読解力が左右されるのが、小説の醍醐味なのである。知識も知っていればより深く知ることができるが、常に言葉に対して疑問を持つことが大事なのである。特に母国語の場合、同じ日本語なので無意識に使っていることが多いが、言葉一つ一つにも意味があることを示唆してくれるのが小説という分野なのだと思った。