自分はナポリタンが好きである。
小さい頃は好きではなかった。お弁当などに入っているナポリタンは単調なケチャップの味しかしなかったので、美味しさを感じられなかった。
しかし、大学時代にとあるバーの鉄板ナポリタンを食べた時に衝撃を受けた。ケチャップの他にも奥深い味わいがして、どのパスタよりも印象に残った。それ以来、ナポリタンが無償に食べたくなる時がある。気分によっては週2で食べたこともあるくらいである。今では思い出の味である。死ぬ前に食べてたくなる料理はもしかしたらナポリタンかもしれない。
最近は「スパゲッティのパンチョ」というお店に足を運ぶことがある。ナポリタンのチェーン店でトッピングも豊富で自分好みのナポリタンをオーダーできるお店である。自分は焦げ目が付くくらいの食感が好きなので、「焼き増し」でオーダーした。案の定、自分好みの味になった。今後も出来る限り足を運びたいと思っている。
昔嫌いだったものが今は好物になっているというのはよくある話だと思う。しかし、何事も食わず嫌いで済ますのはもったいないことである。人間関係も同じで第一印象が悪いもの同士が親友になったりすることもある。自分の中の視野を広げるには、苦手だと思っていたことに挑戦することかもしれない。そして苦手だと思っていることにこそチャンスややりがいがあるのだと思う。
以下、参考文献。