30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

京都

2年前、一人旅で京都に行った。

京都に一人旅をするのが目標だったため、念願の一人旅に成功をした。

京都ではまず、竹のお箸を作った。ナイフで地道に先端を先細りにして削っていく作業なのだが、バランスを整えて削るのが難しかった。しかし、黙々と出来るので、自分にとっては楽しかった。京都は竹細工が有名で竹の家庭用品がたくさん売ってある。最近は竹細工職人が年配の方が多いので、後継者が少なくなってきていると言われている。かつて、モノづくり大国日本と言われていたのが、衰退してきていると感じた。

京都はご飯も美味しい。四条の方に行くと、おばんざいがリーズナブルな価格で食べれるのでおすすめである。肉じゃがなどを食べた時は極端かもしれないが、「日本人に生まれてよかった」と心底思えたくらい感動した。また、湯葉の専門店もあって「湯葉の天ぷら」はすごく美味しかった。

京都のお土産で有名なのはやはり「八つ橋」である。八つ橋はニッキが有名だが、最近はラムネ味やフルーツ味などの種類も増えている。色々な味を楽しむのもいいのかもしれない。

お寺などは障害者手帳を見せれば、無料で拝観できるので、手帳は必須である。京都の楽しみ方は「庭」であると国語の評論文に書いてあった。簡素な作りでも荘厳な雰囲気を感じ取れる自然を生かした庭は、どこか日本人の心をくすぐるようにできている。また、部屋の作りも西洋と違って、部屋と部屋との空間の境界線を曖昧にしているところも日本人の美意識なのだという。国語の文章を読んだ後に観光をすると、一層楽しめるところもあるのかもしれない。

京都は観光地として有名なのだが、現地の人が楽しむお店と観光客が楽しむお店で違うことが多いのかもしれない。京都の人が出している新書などを読んでから今度はコロナ明けに観光したいと思っている。特にパンは比較的安く食べれるらしいので、パン巡りをしてみたいと思っている。