30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

発達障害の人にとって小説を読むことのメリット

自分は小説をたまに読んでいる。小説は言葉から登場人物の心情や背景を想像するので、想像力の弱い自分からするといい訓練になる。以前の記事にも書いた通り、人間の脳はアナログの方が影響を与えるので、漫画よりも小説の方が印象に残りやすい。この前は名探偵コナンの映画を小学館の小説で読んだ結果、映画よりも印象に残った。特に好きな登場人物の言葉は文字で可視化することで自分の中に大きな影響を与える。

また、小説は年を重ねるごとにその時読めていなかったものが、今の年になって読んで分かることがある。自分の成長に応じて、印象が変わってくるのである。言葉以外のところを読み取る力も養えるので、発達障害の人にはいい訓練なのかもしれない。

ビジネスにおいて大事なのは、知識ではない。コミュニケーション能力である。相手の立場になって考えることの大切さを教えてくれるのは小説である。高校の時の現代文の先生が言っていたのだが、「小説が読めない人は空気が読めない」と言っていた。自分もちゃんと小説を読めているわけではないと思うのだが、言葉以外のところを読み取る力を養うために読書は小説を中心に読んでいこうと思っている。