自分は幼少期からミステリー小説が好きである。自分の小学校の頃の夢は「名探偵」と書いたほどである。
理由としては、物語の中で殺人事件が起こった時、なぜこういう事件が起こったかを主人公が論理的に考える姿のカッコよさに惹かれるからである。また、大多数の人はこう考えるけれども、主人公は別の視点で考えて解決策に導くところにも面白さを感じている。
なぜ、読者はミステリー小説を読むのかというと、トリックが知りたいのではなく、なぜ犯人は事件を起こしたのかという原因が知りたいからだというのが分かった。犯人の動機を知った結果、物事の点と点が線で結ばれていくところに面白さを感じるからである。
これは仕事においても同じだと思う。仕事でトラブルや問題が起きた際、何が原因で起こったかを考えるのは犯人を探すことに似ている。自分は前職では事務職を行っていたが、単調な仕事に対してモチベーションを上げるために、探偵になった気分で仕事をしていたことがあった。
確かに、漫画や小説に出てくる名探偵は現実社会の探偵業務とは違うが、自分の行っている仕事のとらえ方次第で探偵のように仕事が出来ると感じた。
正解かどうか正直分からないが、自分にとっての仕事のモチベーション向上のやり方の一つである。