前職を退職してから支援センターに相談して、就労移行支援事業所を選ぶことになった。もちろん、ハローワークにも退職手続きを行い、失業保険を受け取ることになった。その時、退職票を確認したところ、会社では「能力不足のため」と処理したのにもかかわらず、「一身上の都合の為」と記載されていた。最初は電話して記載に問題がある旨を伝えようと思ったが、自分から辞めるという旨を伝えたのは事実なのと、能力不足と書かれたら経歴に響くと思ったので、このまま処理を進めた。
就労移行支援事業所は2社候補に入れて3つのオフィスを見学した。一つ目の事業所はパソコンの訓練を中心に行う事業所だった。もう一つの事業所はSSTやJST、模擬就労などのプログラムと個別訓練を中心に行う事業所だった。自分の場合、パソコンのスキルは最低限問題がなかったのと、英検の勉強がやりたかったので、後者の事業所にした。英検にも合格して、余暇プログラムでは動物園や博物館など利用者と色々なところに行くことが出来たので、楽しく事業所を過ごせた。
しかし、今振り返ってみれば楽しかった分、自分のためになっていたかというと懐疑的である。
