今後、就労移行支援事業所を選ぶ際は株式で運営しているか、NPO法人で行っているかで考える必要もあると感じた。
そもそも、株式で事業をやっていく場合はどの企業も税金を払うためにそれなりの利益を生み出さなければならない。特に法人税がすごくかかるので、利用者をある程度増やさないと利益につながらないところがある。そのため、数字を稼げればいいという考え方になる傾向があるのかもしれない。
一方でNPO法人はボランティア団体を法人化したものであり、税金がかからないため、株式で行っていくよりかは数字稼ぎをしなくてもいいと思う。もちろん、NPO法人は利益追求でやっていないわけではないのは念頭に置いて考えている。ただ、株式と違うのは利益の使い道が違うだけである。また、NPO法人の場合は、社会的信用度をもらうために設立にすごく時間がかかる点がある。そのため、NPO法人で運営していくには社会からの信頼度が中心になっている場合がある。
実際、株式で行っている会社は自分のところに来てもらうために営業してくるケースが高い。また、利用者に一日でも来てもらうために居心地のいい環境作りをしている傾向がある。その一方で、NPO法人は利用者に厳しく接することもあるので、環境作りに差がある。このように、どちらを選ぶかは自由かもしれないが、NPO法人で行っているところの方が利用した方がいいのではないかと思った。
