30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

博物館巡り

今後は色々な博物館にも足を運びたいと思っている。社会人になってから空き時間がある時によく通っていたので、博物館自体は嫌いではなかった。自分自身、博物館は暇つぶしで見る存在でしかなかったのも事実である。また学生時代、宿題のために行っていただけの時もあった。

しかし、博物館に行くことのメリットを考えた時に、本で読むよりも興味関心の幅が増えるのではないかと思った。本で読んでピンとこなかったものも、博物館に行けば興味が持てるようになると思うし、その逆も然りである。自分自身、興味関心の幅が狭いので博物館で視野を広げるのもありではないかと感じた。

障害者手帳を使えば無料か割引で入館できるので、今後も色々な博物館巡りをしていきたいと思っている。名探偵コナンでも博物館がよく出てくるので、コナンになった気分で楽しんでいきたいと思っている。

相手の表情の見抜き方

アスペルガーの人は他人の表情に対して無頓着と言われている。理由としては、非言語コミュニケーションの重要性に欠けているからだと思うが、自分の表情にも無頓着だからだと思っている。自分自身も自分の顔が相手に心象を与えるか考えていないことが多い。

しかし、ミステリードラマやアニメを見てみると、相手の表情を読み取ることが大事なのが分かった。特に、名探偵コナンの工藤新一は容疑者のセリフや表情に常に注意を向けている。アニメから非言語的コミュニケーションに対してモチベーションを上げるのも大事だと思った。

アスペルガーの人がコミュニケーション面で困るのは相手の嘘を見抜くことが多いと思う。相手の言葉に載せられやすいのはある。しかし、相手の言葉から矛盾を見抜くのは難易度が高い。そのため、一つだけ相手の表情で嘘を読み取るやり方をドラマからみつけた。それは、

 

「自分から目をそらす。横に目線を当てる」

 

ということである。横に目線をそらす時は、考え事をしているときなので、相手が目を横にやる時は嘘を付いている可能性が高い。目は言葉よりも正直である。今後は非言語は相手の目に注目していきたいと思っている。

 

 

名探偵コナン

この漫画は小学校の時から大好きである。物心付いた時から観ていて、身近な存在であった。特に、中学受験の間にアニメと漫画を楽しんだものである。以前にも書いたと思うが、卒業文集に自分の将来の夢は名探偵と書いたくらいである。(結局、存在しない仕事だと発覚したが…。)

大人になって改めて見てみるとこの世界は都合よく作られていると思った。少年探偵団を事件現場に入ることを許したり、毛利小五郎を眠らせて10年以上もバレないようにやっているのもすごいと思っている。麻酔銃で小五郎を眠らせるコナンの腕はスナイパーレベルである。また、キャラクター一人一人は年を取っていないのに、携帯だけは進化していっている。コナンの住んでいる米花町は事件が多すぎである。治安が悪すぎだと思った。そして何よりも、トリックを考える犯人は頭が良過ぎである。もっと違うことに才能を活かした方がいいのではないかと思ったりする。

上記のことは、漫画の世界であるから何でも言えるが、ミステリー上の探偵という仕事は忌み嫌われる仕事だと書いてあった。実際、コナンも犯人よりも嘘が上手いし、巧みな言い回しで相手の本音を見抜いたりする。探偵でなかったら詐欺師になれるレベルだろう。

この漫画を通して自分はなぜミステリー上の探偵に憧れていたのかを考えるのが、今後の自分探しのきっかけになるかもしれないと思った。相手の嘘を見抜くのがかっこいいと思ったからかもしれない。また、幅広い視野で物事の仕組みを知ることの面白さに気付いたからかもしれない。今後、自分の新たな仕事探しに役立てればいいと思った。

Easy come, easy go.

「簡単に手に入るものはそんなに価値がない。」

これは真理である。人から無料で貰ったものや、安い投資で得たものは簡単に失われる。タダよりも高いものはないのである。お金で言えば、安い投資をして買ったものは、自分の中にそんなに影響しないものである。しかし、高いお金を出して買ったものは自分にとって大きなリターンがある。やはり、お金がすべてなのである。

旅行も同じである。近場での旅行は自分にとって影響を与えないが、遠くに行くと苦労した分、リターンが返ってくる。自分の場合、片道2時間半かけて一人旅をした結果、多くのものを得ることができた。努力と得られるものは比例することが分かった。

 

常識知らず

社会人になって気付いたことは、自分は同世代に比べて常識的なことを知っていないということである。確かに、常識は人によって違うのと、何を持って常識かというところではあるが、一般企業で働いていくには、ある一定の常識を持っていることが前提で動くことが多い。

新卒で入った会社では、切手を右上に貼って郵送してしたことがあった。上司からは「左上に貼るのは常識で今まで生活面で手紙を送ったことがあるなら自然に分かるでしょう。」という扱いを受けた。

また、学生時代は飲食店でバイトをしていた際、ガスコンロの上にガスバーナーを置いたことがあって、店長から怒られたことがあった。その時に店長から「これ爆発したら大変なことになるんだぞ。事件になっているのは知らないのか。」と言われた。後々、店長の意図としては「ガス缶が爆発するのは常識的なことであって、知らない方が悪い。」という意味だったことに気付いたが、ことの重大性に気付いたのはごく最近である。NHKのニュースでスプレー缶が爆発する事件を見て、あの時自分がやっていたことの問題に気付いた。店長から怒られた際、知らないなりにネットで検索して気付いたりするべきだったが、想像力が足りなかったので、その当時はその行動までには至らなかった。また、ガスが爆発するというのは、学生時代の理科の実験で学ぶことで、そこから応用を利かせれば分かることだったことにも気づいた。

前職でも問題ありかないかを判断するときは、日本の法律面やマナー面で判断しなければいけない業務があった。先輩社員にも「まずは社会常識を覚えること」だと言われたが、常識といっても何を持って常識なのか分からない為、対策を練るのが難しい。

一筋縄ではいかない問題だと思うので、分かりやすい日本の法律問題の本でも購入してみようと思った。もしできれば、おススメの本などがあれば紹介してくれると助かります。宜しくお願い致します。

 

 

 

 

コーヒー

自分はコーヒーが好きである。昼食の後に必ず飲むものである。人生はコーヒーのようなものだというのを聞いたことがある。コーヒーは苦美味い。この苦みを味わうこそが人生の醍醐味だと思う。

しかし、職業訓練で職員に指摘をされたのが、トイレに行く回数が多いことである。2時間に四回も行っていたので、流石に注意されるのが当然である。確かに、カフェインは利尿効果があるので、すぐに行きたくなってしまう。プログラム中や映画の前に飲むと地獄を味わうことになる。

そのため、今後はコーヒーを朝以外は摂取しないようにしていく。特に缶コーヒーは増税になってから値上がりしているので、お財布に優しい対策である。また、止めてみてソワソワ感もなくなったのが良かった。自分の体調にも自分は無頓着なところがあるので、今後は自分の体調にも敏感になっていこうと思った。

企業前実習→採用

来月だが企業実習に行く予定である。自分の場合、実習から採用に行った方が企業側との採用ミスマッチは防げることが分かった。逆に、企業前採用実習を受け付けていない会社には応募しないようにしていく。

今まで企業側は自分の事を深く吟味してくれないんだと思っていたが、企業側も医者ではないので障害特性を深く知っているわけではないことが分かった。特に自分の場合、喋っているだけでは相手は違和感が伝わらないので、合理的配慮面を詳しく説明しても、経験を積めばなんとかなるだろうと判断してしまうのは仕方がないことに気付いた。

そのため、企業前実習であれば、お互い採用のミスマッチを防げるのではないかと判断した。二度と同じミスにつながらないために、頑張っていく。多分、実習の成果で落とされる可能性もあるかもしれないが、選考に至らなかったら縁がなかったものだと割り切っていくようにする。