30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

灯台下暗し

「自分で自分のことが認識できない。」

これは、現職で就労していく上で気づいたことである。発達障害自閉症の人は自分の気持ちを自分自身で言葉にできなかったり、理解できないことがある。また、他人から見た自分を客観視することが苦手なため、自分がどういう人間なのか、周りからどう見られているのか自覚することが難しいことがある。

以前、先輩社員の人に社内の朝礼終礼の司会で、自分の話すスピードが速いと言われたことがあった。自分では普通にしゃべっているつもりでも、他の人からみたら話すスピードが速いと言われたことがあった。その時に先輩社員から教えてもらったのが、「他人が認識している自分と自分が認識している自分は違う。」ということである。ファッションでも考え方でも同じではあるが、自分はこういう人間だと思っていたとしても、周りは別の視点や考え方で自分自身を見ていることが多い。

プライベートでもお店などで色々なお客さんと話すが、自分が思っている自分と違った意見で自分のことの評価を受けることが多い。著書「超バカの壁」で養老孟司氏が「自分に対する自分の意見よりも、相手からの自分の意見の方が強い」と著書で言っていた。仕事は他者評価がすべてなので、これも真理なんだと思った。