30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

ジョブコーチの本質

今までジョブコーチのアドバイスを聞いて動いていたが、成果を出せなかったのは、そもそもジョブコーチに対する認識が間違っていたのかもしれないと感じている。ジョブコーチは「障害を持っている社員が長く企業に働いてもらうために手助けする方達」であるが、実際は「企業側の採用ミスの口実付け役」だと思った。

最初に入った会社での経験であるが、当事者である障害を持っている社員が中々仕事を覚えられなかったりして成果が出せないことがある。その際、ジョブコーチを雇う方向になるのだが、ジョブコーチが提案した方針は多分、会社側が受け入れられないのがほんとんどだと思う。会社側は面接時に与えた仕事が計画通りできるだろうと判断するからである。しかし、ジョブコーチと相談した結果、採用ミスが分かった際、各当事者の障害に合わせた支援をするのであるが、成果につながらなければ、本人と同意の上で円満退社する方向にさせるのだと思う。

つまり、ジョブコーチを介入させるという話になった時点で、その会社にはいられないと判断した方がいいのかもしれない。そもそも、ジョブコーチは自分の目標や障害特性に合わせた支援はしてくれるが、会社が望んでいる人材にさせてくれるわけではない。また、「ジョブコーチの評価=会社の評価」ではないので、ジョブコーチがやる仕事は採用ミスの隠蔽をする部分があるのだろう。

一般枠で発達障害の人が入った際、会社側が当事者にジョブコーチをつけるという話を入れた時に、プライドの高い人は自主退職することもあるだろう。ジョブコーチの仕事は自主退職を薦める役目もあるのかもしれない。

これからジョブコーチの支援を受ける方もいるかもしれないが、あまり過度な期待はしない方がいいと思った。