30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

SNSは人を幸せにするのか

最近はSNSツールが普及している。また、ビジネス向けSNSも主流になってきている。SNSのメリットは自分の今の近状報告を出来るという点であるが、一度疎遠になった人とネット上で再会して、連絡を取り合えるというところである。

しかし、最近になって思うことは、SNSは人生を豊かにするツールなのかという点である。もちろん、SNSから来るトラブルや嫉妬もあるが、過去に疎遠になった人と再会することが果たして幸せにつながるかというところである。

前に書いた「出会いと別れ」のトピックで書いたことと重複するところがあるが、SNSはなるようにしかならない人間関係を複雑にするものだと考えている。人間は長い人生の間、出会いと別れを繰り返して生きていく。もちろん、別れには寂しさをその都度感じるだろう。しかし、人間は別れを経験することによって新しい自分へと成長するところもあるし、もっといい出会いを見つけていこうと努力するものだと思う。

SNSのおかげで学生時代からの友達が長いこと続いている人も多いだろう。しかし、学生時代の人とつながっても過去話だけで花を咲かせることで終わることも多い。また、楽しかった思い出も思い出すが、それと同時に忘れたい苦い思い出も思い出すことが多い。過去にすがりつくことで、自己成長の妨げになっているところもあると思う。

自分は学生時代の友達とは今現在、ほとんど連絡を取っていないが、不幸かというと違うと思う。一昔前はSNSがなかったので、疎遠になったら人間関係が切れることが多かったと思う。しかし、それが不幸かというと違うと思う。そこまで他の人に会いたいという願望がないからでもあるが、会ったとしても自分自身が変わるわけではないからだと潜在意識的に感じているからである。人間関係は現在進行形に行けば行くほど自分にとって頼りになると思う

自分が大学時代、SNSというものが出来てハマったことがあるが、SNSが足かせになることがあった。また、自分にとって苦手な人とSNSでつながっていなかったとしても、リアルな世界でつながらないかというとそういう分けではないので、所詮SNSは架空の人間関係だと思った。

人間関係はネット上ではなく、リアルな世界でしかないと感じている。ネット上で知り合った人とほとんど長続きしないのは、リアルな関係ではないからだと思う。ネットに依存した生活はなるべく避けた方がいいかもしれない。特に自分みたいな性格の人間はそうだと思っている。