30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

就労移行支援事業所選びのポイント②

就労移行支援事業所選びのもう一つのポイントは「独自の求人サイト」を持っているかどうかである。

障害に特化した事業所だと独自で求人サイトを運営したり、エージェントと組んで就活支援を行っていることが分かった。就労移行支援事業所に行くことはゴールではなく、通過点でしか過ぎない。そのため、たとえ就労移行支援事業所で楽しい思い出を作って,も、また就職したらシビアな世界で生きなければいけないのである。また、たとえ事業所で仕事上の工夫策を立てても、事業所内だけでの工夫策になってしまうこともあり、いざ就職したら使えない可能性も出てくる。

今まで事業所選びは、会社に近い実践的な訓練を行っているところを中心に選んでいたが、総合的に考えてみると、事業所を卒業した後を考えなければいけないことを知った。これは学校選びと同じである。特に志望校に受験する時は合格することばかりに目を向けがちだが、受かった後が問題だというところに考えがいってないことが多い。そのため、入学してから学校の方針や校風についていけず、中途退学する人も中にはいる。実際、受験の塾は入学してからの責任は持てないので、ここからは自己責任になる。

就職活動も上記と同じではある。就労移行支援事業所を通したら定着支援というものがあるが、支援員側が自分の障害について企業側に説明したとしても、会社側が方針を必ずしも変えられるわけではない。結局、重要になってくるのは企業選びなのである。

就労移行支援事業所を選ぶときは、より広い視野で選択することが大事なのである。