30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

前職で正社員から契約社員になった時のこと

ジョブコーチを付けてもらっていたが、仕事で成果が出なかったので、ジョブコーチの契約が満了したところで契約社員に降格することになった。その際、採用部長に言われた言葉は「どこが障害特性で障害特性じゃないか分からないけど、なんとかなるだろう!?」というセリフだった。今振り返ってみれば、この部長の言葉は発達障害のことを理解した上で採用しなかったと言っているようなものなので、問題発言だと思うが、その時は障害者雇用でも普通だと思っていた。

成果を出せていなかったのは事実であるため、契約社員に降格せざるをえなかった。その時、任された業務は庶務の業務で事務職の仕事を任せられなくなった。会社は自己退職させるように仕向けてきた。

この状態が半年続いた。しかし、自己退職する1か月前に社長交代の挨拶状の仕事を作成して郵送する仕事を任された。会社としては、猫の手も借りたいくらい忙しかったからである。

しかし、言語化されていないところを理解して動いたり、相手の意図を読み取ったりするのが難しく、この仕事でもミスをした。また、相手先の部署や肩書を間違えて送付してしまったので、相手先からクレームが電話で来た。最後の最後まで自分はいい仕事をしなかった。

挨拶状を送付した後、自分の担当の上司が辞職して、仕事はもう自分の方に流れてこない段階で退職することになった。