30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

障害者雇用は会社にとって利益になっていない

前職では四年間、障害者の受け入れる体制のある会社で働いてきた。退職して思うことは、ほとんどの障害者雇用は果たして会社にとって利益につながっているのかという点である。

前職では、障害者だけを雇う部署で働いていた。最初は一人一人の障害に合わせたやり方をしていた。しかし、4年目には障害関係なく健常者と同じような成果を出す方針に変わってきた。これは憶測であるが、自分みたいな仕事出来ない人間は経験さえ積めば仕事が出来るようになると思っていたのだろう。しかし、自分以外にも最初から上手く行かなかった人を見てもっと早いスパンで向き不向きを見ていこうという考えに移行してきたと思う。また、自分が所属していた部署の仕事のやり方も外部の支援機関が提案したやり方だったので、会社が当初望んでいたやり方ではないことが辞めてから分かった。多分、外部の支援機関のやり方では、利益につながっていなかったのだろう。

上記の事は、自分が働いていた会社に限らずよくある話である。一人一人の障害に合ったやり方で仕事を進めていくのは理想であるが、利益も会社側は追求しなければいけないので、割り切って方針を定めなければいけない。障害者雇用を中心にやっている会社は世の中にたくさんあるが、数字稼ぎを中心に行っているだけで、利益につながっていないところも多いと思う。もちろん、これらのことは就労移行支援事業所側は管轄外なので、自分で見極めていくしかない。