30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

障害者雇用は形だけ作られているもの

2度目の転職を期に障害者雇用について考え直すことにした。会社見学や今までの経験、情報を通して分かったことは、障害者雇用はやはり形だけのものだということである。

今現在、日本の労働基準法では従業員100人以上の会社はある一定の人数の障害者を雇うことを義務付けられている。法律に違反する会社は罰金をしなければいけないということである。しかし、業界的に障害者が活躍しにくい会社もあるため、細かくルール化されていないのが現状である。また、企業によってもただ障害者の数字稼ぎのために、生産性の無い仕事を任せて雇っているケースもあると言われている。根本は国の問題だということも考えられる。

そもそも、会社は「障害者を雇いたくない」というのが本音なのである。仕事が出来る範囲が狭い人を雇いたくはなく、障害関係なく利益を作れる社員が欲しいのである。しかし、誰もがそんな社員になれるわけではないので、生産性を求めない部署で働かせているのが現状である。

しかし、日本だからこそ法律のおかげで、障害者が労働市場に活躍できるチャンスがあるのだと思う。先進国以外の国では、障害を持っただけで仕事を無くしたり、持てない国もあるわけである。本質的には、弱者のために労働基準法は作られていないのである。

障害者を活かすために仕事を割り振るのは、会社にとっても厳しい課題なのだろう。ただ簡易的な仕事を与えるだけでは、一貫性がなくて、やりがいを感じなく雇用者が辞めてしまうことが多いのだろう。また、生産性を求めない部署でまとめて雇うのも、会社的にはいいものではないのかもしれない。自分も変わることが大事であるが、どこまでこの社会に適用できるか不安である。

 

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