30代 発達障害 崖っぷち

小学生の時から名探偵コナンが好きな30代の発達障害者。コナンの世界のように楽しみたいと思い、最近の趣味は旅行と美術館、博物館巡り。

自分の場合は入社してからが問題

自分の場合は今までも書いてきたが、会社に入社してからが問題である。

たとえ内定をもらったとしても、会社側と下記の理由で採用ミスマッチにつながることが多い。

①企業側が発達障害のことをよく知らない状態で雇った。

発達障害の人を何人も雇っているが、自分のような障害特性の人を雇ったことはないので、とりあえず実験台と数字稼ぎのために雇ってみよう。

しかし、企業の採用者側が採用ミスに気付いたとしても、簡単には自分のことを退職させることはできない。これは経験から来る憶測ではあるが、障害者雇用で正社員か契約社員で雇った場合、一年未満でリストラさせると退職させられた当事者が以下の行動をする可能性があるからだと思う。

①裁判で訴訟問題を起こす場合がある。

②ネット上で「あの会社はブラックだ」とネット上で叩く。

③会社都合で止めさせた場合は、会社側が退職金などを払わなければいけない。

上記のことを行った場合、会社の評判が下がることにつながるので、成果が出せていない状態でも雇用者を簡単にクビにすることができない。「2年~3年面倒は見てきたけれども、成果は出せていなかったので、本人と同意の上退職してもらうことにしました。」という方が建前としては響きがいいので、ある程度の期間会社にいてもらう必要があるのだと感じた。また、簡単にリストラさせてしまうと、障害者雇用の数字稼ぎが大変になるのと、新たな人材を探すのに手間がかかるからももちろんあるだろう。「臭い物に蓋をする」部分は世の中にはあると思う。

このように採用ミスが早くても遅い段階でも確定した場合、いくらジョブコーチなどの外部の支援機関を介入させたとしてもあとの祭りになるのは当然である。採用ミスの本音については当事者に直接語られないことが多いので、ある期間騙されながら就労することにはなる。自分の場合、2社とも会社も一緒に学んでいる状態が続いた。

もちろん、企業側は変えることはできないので、自分が企業選びを間違えないように今後はしていく。そのためには、発達障害に特化した事業所に通所することがまず目標である。もう実験台になるのは懲り懲りなので、安定した就労をしていくようにする。